写真家の岩崎先生と行った白谷雲水峡での一枚。屋久島は35日雨が降ると言われる。この意味は諸説あるようで、四六時中と同じ、3×5の15日という説もある。この撮影行では、四六時中雨に降られた。時期が時期だけに仕方がない。そんななか白谷雲水峡に入ったが、途中増水で行き交うガイドから戻った方がよいとのアドバイスもあり、目的の場所まではたどり着けなかった。引き返す途中の1枚。この木は上が伐採されていて切り株状態になっている。それでも立派な根を這わし、一生懸命生きようと証がある。人間の一生も、人と関わり、助け助けられていけば、こんな証が残すことができるのか。そうありたい。